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■コントラスト

 写真調整をする時、コントラスト(明暗)をつけてクッキリした画像にしたいのに、コントラストをつけ過ぎるとハイライトが飛び、暗い所は黒く潰れてしまうなんて事ありませんか?

 これを解決する方法、つまりコントラストがハッキリしていて、なおかつ明るい部分、暗い部分がちゃんと見えるようにする方法をご紹介します。

  紹介するにあたって右図のような画像をサンプルとして使って説明していきたいと思います。都合によりモノクロですが、カラーでも同じです。

トーンカーブによる浮き上がらせ

 スキャナー等で分解した画像は、ある程度コントラストがついた状態に自動調整されている事が多く、モニタ上では明るい部分と暗い部分が飛んで見えなくなっていますが、実はデータ上にはちゃんと記録されているはずです。
 そこで、まずその隠れた部分をモニタで確認できる所まで浮き上がらせましょう。
方法としては、トーンカーブを使うのがいいでしょう。以下のような曲線を作ると、明るい部分と暗い部分が、浮き上がります。

 上の画像はトーンカーブをかけた後のものですが、当然この状態では、コントラストはなくなり、くすんだようになりますが、見えなかった部分が見えるようになりました。

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アンシャープマスクによる定着

 次に、浮き上がらせた部分を定着させます。定着の方法は他にもありますが、ここでは、アンシャープマスクを使います。
浮き上がった微妙な濃淡部分をこれで際立たせることで、ピクセル単位でコントラストをつけることができます。
 アンシャープマスクの詳細は以下のとおりですが、その設定は画像ごとに適した設定をしてください。あまり適用量や半径が低いと定着しにくいと思います。

 上の画像が、アンシャープマスクをかけたものです。
シャープになっているのは当然ですが、浮き上がった微妙な部分もハッキリしました。

微調整

 ここで少しハイライトがまだ飛んでいるので、下記のようなトーンカーブでおさえます。

 さらにくすんできましたが、ハイライトが綺麗に浮き出ました。

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コントラスト

 最後に、コントラストを使ってコントラストをつけます。
  ここでは、強めに+30ぐらいにします。あまり強くすると、せっかく定着させた部分も飛んでしまいますので、これもまた、プレビューを見ながら調節してください。コントラストの代わりにトーンカーブでコントラストをつけても効果的です。

  テーブルの上がハッキリ見えるようになりましたね。後ろの観用植物も浮き上がりました。
  なのにコントラストはちゃんとついています。(都合により画質を落としているので、違いが実際よりも分かりにくくなっています。)

 この行程はあくまでも一例に過ぎません。その時々で処理の仕方は異なるはずです。
重要なのは、一番はじめのトーンカーブによる処理です。

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